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おすすめドラマー佐野康夫さんのシグネイチャーのスティック

 

日本のスタジオミュージシャンやドラマーの中でも良く名前を見かける一人、佐野康夫さんです。

 

例えばですが、AIR車谷浩司さんや渡辺等とも共演してたりします。

車谷浩司 - Wikipedia

 

 

A・I・R

A・I・R

 

 

 

上記はAmazonプライム会員ならAmazonミュージックで全曲聞けると思いますし、会員でなくても各曲15秒位のサンプルを聞けると思います。(私のiPhone7ではサンプルが聞けましたよ)

 

とにかく大きいタイム感と、細かいフィルイン等が特徴で、カッコイイです。独特のキレがあるんですよね。

 

 

AIRの中での佐野さんと渡辺さんの位置付けとしてはサポートミュージシャンです。

 

しかし実質的にどのAIRのCDでも佐野康夫さんのドラムプレイが聞けると思います。(全部確認した訳ではないですが)

 

そんな佐野康夫さんですがシグネイチャースティックを2種類出しています。

 

それがこちら。

 

 

 

CANOPUS シグネチャースティック 佐野康夫モデル

CANOPUS シグネチャースティック 佐野康夫モデル

 

 

 

 


 
私ももう数年間使用しています。正直、使い始めはこんなに軽いスティックなのに、どうしてご本人はあんなに重くてかつ弾けるような音をなぜ出せるのか分かりませんでした。
 
 
しかし、動画などを見て、真似るうちに少しずつ法則というか、やり方が見えてきた気がします。
 
 
1つはスティックの端の方を持つ事です。
 
動画などではスティックの後端はほとんど手のひらから出ていません。ギリギリを持つ事でよりスティック全体の重さを活かしているんだと思います。
 
実際のところ、一般的にスティックのどこを持つかは議論があって、どこがベストとは言えない状況でして、人によって真ん中から1/3らへんや、スティックの支点を持つ等様々です。
 
ただし佐野康夫さんは動画などを見る限りは後端を持っていると思います。
 
 

 

 


 
こちらは14.5×406のサイズです。
持った印象は非常に軽いです。
 
下は後から出した2つめのモデルです。サイズは一緒です。違う点はニトロセルロース・ラッカーが塗ってあり、しっとりとの事で、
冬などの手が乾燥している時期向けなのかなと思います。

 

 

 

 
 
私は両方持っていますが、スタジオなどではスティックケースの中に手を突っ込んで先に出て来た方を使うので、どちらでも気にせず使っています。
 
ご本人は使い分けているとどこかで仰っていたと思います。

多くのドラマーや打楽器奏者にとっては、あまり端っこを持つというのは微妙かもしれませんよね。叩いたらぼてっと落ちてリバウンドも感じられないし。
 
 
そういう意味では、最初は慣れが必要ですが、だんだんと振りかぶりや振り回し方というんでしょうか、重さの使い方に慣れてくると、スピードが出せるようになって、パワーが出てくるように思います。
 
 
 
 
2つ目は振り方です。どうやらスティックの軌道が楕円を描いているというか、流線型なのです。恐らくですが、振り上げる時と振り上げる時ではスティックの通り道が異なり、上がる時は手から遠い軌道を、下がる時はより打面に近い直線軌道を取っているようです。
 
 
 
これは私も意識して練習しています。何となく分かるような分からないようなという感じです。
 
 
こういった独特のフォームで(一部では独自のモーラーとも言われていますが、真偽は不明です、私は多少なりとも疑いをもって受け止めています。)あの、スピードの振り抜きやパワーを実現しているのだと思います。
 
佐野さんのパワーといえばいえばある歌番組ではいろいろなドラマーがいる中で佐野さんだけが他のボーカルなどのマイクに被らないようにアクリル板が設置されていたという情報もあるくらいですからね。
 
 
 
以上、ご参考までにどうぞ。