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佐野康夫さんのDVDを買って、見てみた

発売されたのは2017/4/30です。

勿論当時は速攻で購入致しました。

 

今回、改めて見返してみましたので感想をまとめてみます。

 

 

レコーディング風景と共に佐野康夫さんのドラムの演奏が素晴らしい事は言うまでもありません。

 

それ以外の部分について述べてみたいと思います。

 

クロストークの部分では、佐野康夫さんが色々な事について話してくれます。

その中で、佐野康夫さんが色々な人の影響を受けているのは間違い無いのですが、古澤さんの影響というのを感じて、私はちょっとしみじみしてしまいました。

 

古澤良治郎さんは佐野さんの師匠なのですが、私が古澤さんのドキュメンタリーなどを見る限りの印象では、古澤さんは本質を見抜く力が半端ない様な方とお見受けしています。

 

そんな師匠の影響もあって、佐野さんのドラムセットも自分の手グセがあえて通じない様にしているんだそうです。

 

興味深いですね。

 

そうやって偉大なドラマー達が連綿と連なって行って、その系譜の流れの中に古澤さんや佐野さんがいるんだなと思うととても感慨深いです。

 

因みに古澤さんのドラムプレイは、個人的に感じるのは、野性的というか、本能というか、何か生命力が感じられる演奏です。

 

 

ふと思ったのは、まるで生きている様なドラムというのも佐野康夫さんに通じる気がするという事です。

 

 

それと、DVDの中で、佐野さんが昔からのスタイルのシンバルスタンドを使っているのが、興味深かったです。

 

温故知新というのか、そういうのは私は好きです。

 

意外と古いが故にシンプルな設計であっても、そのシンプルさ故に、使いようによりとても万能な道具になったりするという私の経験(すみません)に近いのかなと思いました。

 

それと、やっぱりこのDVDは当時の佐野康夫さんの生き様を記録しているんだ、と感じました。今では色々と考え方や使用ドラムなどが変わっていると思います。

 

しかし、その当時の状況を知るという意味で非常に有用な資材だなと思います。

 

レコーディングの機材もテロップで詳細に流れますし、レコーディング風景や、初見の曲がテイクを重ねるごとに形が出来上がっていく流れがとても楽しいです。

 

それと余談ですが、佐野康夫さんは元々イベントとかに出ないタイプの方だったので、当時は発売と共にイベントをやったのは珍しかったと思います。

 

しかし、この時期の前後位から、佐野康夫さん自身にも心境の変化があったらしく、たまにイベントをやる様になったと思います。

 

 

 

それでは最後まで読んで下さって有難うございました!