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最近の練習で気をつけていること

最近、aikoセッションでギターの方と練習について話をしましたので、私の最近の練習方法や気をつけていること3つをせっかくなのでまとめておきます。

 

①手拍子でリズムをとってから、ドラムを叩く。

 

これは書籍に書いてあった方法を元にしています。エビデンスとしては低いのですが、体感的にはとても良い練習と感じています。

まずメトロノームを鳴らします。大体4/4拍子で鳴らすのですが、その時にまず、イチ、ニ、サン、シに合わせて両手で、膝の上、手、膝の上、手と交互に叩きます。これでリズムを取った後に、手はキープしながら叩くリズムを歌うorイメージをします。

それが出来たら実際にスティックを持って叩きます。頭の中で手拍子をイチ、ニ、サン、シとイメージしながら体で感じながら叩きます。

これだけで正確性がとても良くなったと私は感じました。最近では常に取り入れていますし、曲を叩く時も頭の中でイメージしています。

 

この方法は書籍に書いてありました。ピアノの先生が児童に教える時にそのように指導する事があるそうです。また、こうすると、ピアノの場合もリットする時や、曲の中で空白の間が空いた時などにもちゃんと間隔を感じ取れるようになるそうです。

ですのでピアノを弾くことよりもこの手拍子でリズムを取れる事の方が大事と確か書かれていた気がします。

 

思うにドラムはスティックを通して叩くので、リズムを音として刻んで取るのがどうしても間接的になってしまいます。(手→スティック動かす→打面を叩いて音が出る)。ですので正確なリズムを叩くのが難しいのではないでしょうか。

そこで体を直接手で叩くとことで、より直感的にこのタイミングに合わせて叩くんだという事を、より体感的に感じられるようになるので、より正確に把握できるようになるのではないかと考えています。(手で体を叩く→感じる)

 

最終的に体感で感じたリズムに合わせてドラムを叩くようにする事で、リズムというのは一定の時間を均等に割って取っていくというのが、広い視点で実践できる気がします。

 

②85%ルール

こちらは昔ダイゴさんが紹介されていた論文を元にした練習時の考え方です。

その論文では学習をする時に、テストの点数は85%の正答率が1番学習を継続するのに良いそうです。

要するに適切な難易度を設定して練習をする、という事です。適切な難易度というのなが85%、つまり100点中85点取れるような難易度という事です。

 

それはつまり0点に近ければ難易度が高すぎるし、そうかと言って100点では難易度が簡単すぎるという事なんだと思います。

 

・難易度が高いことについて

私は楽器を始めてから難易度が高いものに出会い続けている気がします(特に佐野康夫さんのドラムが良い意味で真似できないので難し過ぎる)が、小さい頃からの経験を含めても結構何度か挫折しています。研究結果から見ても難易度が難し過ぎるのは続けていく上で好ましくないという事ですね。

これはなんだかわかる気がします。

 

・難易度が低過ぎることについて

要するにあまりにも簡単過ぎるものは飽きてしまうという事です。これは少し分かりづらいかもしれません。

例えば、学校での小テスト(到達度テストや定期テストなどではなく事前にやるようなテスト)で100点を取るという例はどうでしょうか?一見良さそうな気がします。一旦、考えてみましょう。

良くある学校の小テストでも100点を取ったら(私は余り経験は無いですが)、それはそれで簡単過ぎて「悔しいから更に学ぼう」とは思わなくなってしまわないでしょうか?

100点では同じ事をそれ以上学ばないのであれば継続とは異なってくるとも考えられます。

 

85点だったので「もう少し勉強しなくちゃ」と本人が思うのが、学習の継続に繋がっているという考え方ですね。

 

100点を取ったら、同じ事は学習は止めて次に進む、という考え方もあると思います。定期テストなどの到達度テストの趣旨とはまさに100点をとる事でしょう。

勿論、競争原理が働くような受験などでは高い点数を取った方が良いのでしょうし、あえて点数を低く調節して85%にする必要もないとも思います。

 

しかし、学習を継続していくという点においては85%を目標にしてドラムの学習をし練習を継続していくというのは自分に合っている気がします。

(全ての人に合うとは思っていませんので、気になら方は試してみて自分に合うか合わないかを見てみてください)

 

加えてもし15%出来てないじゃないかという場合には出来なかった所を再度学習してもう一度できなかった所をテストすれば良いわけです。85%を二回行う事でほぼ100パー(97.75%)になります。

 

そして、同じ内容の学習を継続することのミソは、分散学習ができるからという事になります、

 

時間をあけて復習する事が理にかなっているということが分かっていますので、継続して学習することが大切という事です。

 

③こまめに休む

 

これも論文か元ネタですが、脳というのは学習した事を定着させるのに休みが必要なようなのです。

私がやっているのは10秒練習して10秒休むという方法です。せっかく練習した事を脳に定着させる為に、一旦休んで脳の働きをストップさせてあげるということです。

私は休んでいる間は瞑想をしており、目を瞑って5回、呼吸に意識を持ちながら深呼吸をします。これで大体10秒休みになります。

こうすると疲れにくくなりますし、脳に練習したことが定着していく感じがします。

 

 

・注意点:書籍や論文の内容をどこまで一般化できるのか?

今回話した内容は書籍や論文を元にしていますが、そこから一般化をしてドラムの練習に置き換えています。論文の結果は事実だとしても、それがどこまで個人の考察や推定として当てはまるだろうかという点においては、本来は検証が必要なところと思います。

 

 

以上になります。

最後までお読み頂きありがとうございました!