皆様ご無沙汰しております。
66drumerです。
今回はタイトルの通り、私が今、推し活をしているローランド VQD106(Roland - VQD106 | V-Drums Quiet Design)について、推しへの愛が深すぎて、まさかの開発元のローランド社のVQD106の開発チームの方々との、静かさの特別体験会&お話を聞く機会を頂いたのでお邪魔してきました!
体験会もガチで準備してくださって(詳細は後ほど)、開発チームの方々の本気具合が伝わってくる有意義なものでした。。。
※本企画はRolandのメルマガ会員限定で募集が行われており、応募した所、幸運にも参加できることになりました。企画いただきましたローランド社様、本当にありがとうございます!
本記事の最後には、開発担当の方から直接聞いた細かい仕様について「実はこういう理由です」というのを記載しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
今回は実際のアパートを使用して、従来型のVドラムの試奏で2階で叩いた音と、隣の部屋や、1階でどう聞こえるかを
開発チームの方と一緒に立ち会いながら検証しました。
【今回のまとめ】
結論ですが、VQD106では隣の部屋でも打音は全く聞こえず。階下の一階でも、もっともうるさいバスドラの音もほとんど聞こえずでした。
ほとんど聞こえずというのは、雑談をしていたら全く聞こえず気づかない程度でした。
結論、、、マジで静かだった!!!
実際に叩いてみた。(体験会の中でのVQD106試奏)
隣の部屋で聞いてみた
さらに、家の外からでも全く打音が分かりませんでした。
これは本当に凄いです。従来型と比較しましたが特にバスドラが全然違います。静かです。ハイハットも全然違って静かでした。
ローランドさん、本当にすげぇですよ。。。
【体験会の詳細】
今まで、家でドラム叩きたいなと思っていた人にも、実際にご自宅にVQD106を設置して皆様に体験していただきたいのですが、なかなかそうもいかないので、出来る限り今回の体験会で経験したことを、本ブログで詳細にお伝えしたいと思います。
①今回はまず2階建てのアパートの2階で体験会が実施されました。
そこには、開発チームの方が事前に準備をしてくださっており、部屋の中に、VQD106、従来型のVドラム、そしてディスクふにゃふにゃシステム(以後略称:DFS)などなどが準備されておりました。
早速、従来型のVドラムとVQD106を叩き比べてみましたが・・・
結果は、やはりVQDのほうが全然静か!でした。
体験会のイメージ(イラスト)
② 次に我々は2階から1階に移動して、同様に1階で音量を聞き比べます。
(スタッフの人が2階でそれぞれを叩く)
こちらも、言うまでもなく、従来のVドラムよりも、VQD106が静かなんですが、
まさかのDFSに乗せた従来のVドラムよりも、VQD106の方が断然静かでした!
ふにゃふにゃシステムって今までは安価に家でできるほぼ唯一の防音対策だったかと思います、割と効果は少ないのかもという、衝撃的な結果でした。
しかもさらにVQD106の静かさをいうならば、、、、一階で我々が雑談をしていたら本当に2階で叩いているのかわからない程度でした。。。これなら階下の住人もテレビとかつけていたらマジで気づかないだろうと思います。。。
一階で雑談してたら、ドラムを叩いても気づかない
【ここから更に面白い検証】
③今回Rolandさんが試してみた検証の一つとして、あるものを2階で落として当てるというゲームもやりました。
最初はドン!!!という様な音がするものでした。
それは、、、、
バスケットボールを、腰の高さから、フリーフォールで落としてみるという音でした!
そのままでもバスケットボールはかなり音量が大きいのですが、一階で聞いていても、やはり従来型のVドラムよりもかなり大きい音でしした。
そして、その後にVQD106の音を聞くと、「え?!今叩いてる?本当に?」っていうくらいの静かさでした。
④そして、更に実験は続きます。
次も何か2階からドン!ドン!と音が聞こえる感じです。
2階での何かの音。
それは。。。
(答え)
⑤なんと、次の実験は500mlのミネラルウォーターのペットボトルを指一本の高さ(約1cm)から落としてみるという検証でした!
実はこの音量も、特に階下では、結構な音量と振動になります(嘘だと思ったらご自宅で是非やってみてください!)
そして、その後に階下で聞いてVQD106と比較したのですが500mlのペットボトルを1センチから落とす音よりも、VQD106の音量の方が小さかったです!!!
バスドラをフルパワーで踏んでいてもです!!!
また他にも引き戸を開ける音(ガラガラ)や、普通に人が歩く音(ドスドス)も検証したのですが、これよりもVQD106は静かでした。
いやー。普通の生活音よりも静かって、VQD106 最強じゃん笑
そんなことを思って本当に感動しました。
【改めてまとめ】
VQD106なら、フルパワーで叩いても、実際のところ隣の部屋や階下でもテレビの音に紛れるし、会話の声で気付かない位の静粛性がありました!
【これから購入を検討される方へ】
音量の検証は、公式のサイトも詳細に試験した動画がdB含めて載っています。
私自身も家で聞こえる感じと非常に近い内容と思います。この動画で触れられている静粛性は信頼できると思いますので、参考にしてみてください。
https://www.roland.com/jp/lp/life-with-vqd/
因みに、他にも色々とバスドラの検証もしておりました。
また、窓を開けて電子ドラムを叩いて、外から聞いたりしました笑
以上が、今回の体験会の概要でした。
●おまけ
【今後の製品ラインナップの展開】
皆さん気になってると思いますが、パッドのバラ売りも今後予定されているという事です。
特に、標準のセットではクラッシュ/ライドのシンバルが2枚となっておりますので、もう一枚買い足したいところです。バラ売りは嬉しいですね!
また、ツインペダルの人向けに、NEQ-K(NE-10の改良型)とKDB-Q(テニスボールのビーター)もバラ売りで出るそうなので期待ですね!
1月発売とのことなので、公式からのアナウンスを待ちたいと思います。
【開発者から直接聞いた!実はこういう理由です】
•シンバルパッドの非打面が樹脂製の理由(ゴムパッドではない理由)
事前の私の検討ではコストや誤打防止の為と思っておりましたが、上記の誤打防止(叩く範囲でないことが直感でわかる)に加えて、実際はシンバルらしい見た目かつ静かにするための複雑な構造を両立させるため樹脂製にされた、とのことでした。
色々な角度からの検討の中でゴムより樹脂のほうが良かったそうです!
•バスドラ(KDQ-8)に細かい足のアジャスターが付いている理由
→本来はKDQ-8にNEQ-Kを併用して最大の静粛性を発揮できる様に設計されているそうですが、 階下騒音が問題にならない場合はNEQ-Kが無くても使用できる様に、また流通品の多くのペダルに対応できる様にアジャスターを設計しているとのことです。
細かい配慮によって多くの場面に対応できるように作られているということですね。
以上となります。
最後に、今回は企画から準備、当日の私の沢山の質問対応までしてくださり、本当に貴重な経験をさせて頂きました。改めてローランド株式会社様に感謝を述べたいと思います。
また今回の企画に送り出してくれた妻と息子に心より感謝します。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!
もう一つおまけ(結論の完全版です)