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2024年11月19日 佐野さんのイベントの感想

ジルジャンフェスティバルの佐野康夫さんのスペシャトークのレポートです。

 

今回はジルジャンの400周年のイベントとの事。

展示品やステージのドラムセットの雰囲気は下記の感じです。

https://niimigakki.co.jp/blog/2215.html

 

当日は13時からですが、最初のイベントが佐野康夫さんのトークイベントで13:30からした。こちらの記事はその参加してきた報告となります。

 

佐野康夫さんのこのようなイベントはコロナの影響もあり久しぶりでしたね。

 

今回は司会者の方がいて、質問を順番に投げかけていく形式でしたので進行はとてもスムーズでした。

 

色々と話をされていたのですが、演奏面で記憶に残ったところを中心につらつらとメモしていきます。

 

青字は佐野さんのコメントしてたと思う内容です。

 

ジルジャンシンバルへの初期の印象は、(佐野さんが幼少時代の話ですので子供にとって)高くて憧れのシンバルだったとのこと。

 

今回他の若手のドラマーのトークもありましたが、若い方はやはり小さい時から周りにジルジャンシンバルがあると仰っており(羨ましい!)そこが今と昔の違いだなと思いました。

 

 

また、ティーブガッドやトニーウィリアムスがジルジャンを使ってたので影響を受けたそうで、

会場にはスティーブガッドのドラムセットも展示してありました!

 

佐野さん曰くジルジャンのシンバルの印象は、きらびやかで味がある、とのこと。

味があるという表現は何度も使ってました。

 

プロになった後はハイハットは13インチから、10年毎位に段々大きくなり最近は16インチを良く使ってますよね!

13インチはあの「風の歌のを聴け」のローバーでも使ったそうです。

 

 

また録音やライブにおいても、ある程度固定のシンバルは2パターンある様ですが、常に求められる音楽やディレクションに応じて柔軟にシンバルを変えている様です。

 

また、ライブ中はシンバルを変えられないので、叩き方によって表情を変えているとのこと。

 

その柔軟性が素晴らしいなと思いました。

 

また昔のイベントでスネアでも同様のことを仰っていましたので、やはり生ドラムならではというか、まだ電子ドラムではここまでは追いついていないですが、叩き方で微妙なニュアンスを表現しているようです。

 

また最初に購入したドラムはシンバルも含めて大口径で、扱いが難しいけれども、後になって良かったと思ったそうです。(恐らく、色々な表現をする幅に繋がったのでしょう。)

 

確かに佐野さんのプレイのハイハットのガツッとしたサウンドがグッと前に来ることはあるので、そういう背景もあるんですね!

 

それと、佐野さんはエンドーサーになった際には本当に嬉しかったとの事。

 

またスタジオワークに関しては、予想外のことが起きることの方が多いということで、常に色々なアプローチをしながら対応されているそうです。ディレクションのイメージに対してジャンルや音はどうすれば良いのかなどを考えたり聞いたり最後は勘も含めてやっているそうです。

 

 

当日は佐野康夫さんのシンバルセットを時代ごとに見たり、自前のハイハットやライドを見ることが出来ました。

 

ライドに至っては、もう買って40年なんで買ったのは新品ですが、司会者の方からは「もうビンテージ扱いですね」と言われてました。

 

 

以上です!

非常に楽しいイベントになりました。佐野さんはもちろん、企画してくださった方、本ジルジャンのイベントの関係者の方々に御礼申し上げます!

 

以上備忘録的な内容ではありますが、

見てくださってありがとうございました!