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絵本とメンタリストダイゴ さんのブログの感想など

はじめに

本記事は保育士さんの仕事ってやっぱり大事だよねっていう話です。

すっごく長文です。個人の感想の読み物としてお読み下さい。

 

この話のきっかけ

勿論昨今の交通事故の件に触発されている部分はあります。しかし最初のきっかけは下記のブログを見たからです。

https://daigoblog.jp/picturebookspecialist/

↑こちらはメンタリストダイゴ さんのブログです。ダイゴさんと絵本の専門家、筑紫女学園短期大学附属幼稚園の青沼先生との対談です。この中でダイゴさんが、普段大人向けの本を読む時は速く読むが、絵本って文字数が少ないから間を考える読み方だと気付いた、とあります。

これを読んで私も絵本の読み聞かせがお子様達の創造性を育んだりするのではないかなと良い感想を抱きました。最近も絵本を見る機会があったのですが、確かに絵本というのはとても文字数が少ないです。また、絵に頼る部分や、擬音語「もこもこ、どっかーん、ドシン」に頼る部分が大人向けの本に比べて多いなと思いました。

そういう行間みたいなものが、子供にとって色々と思いを巡らせる隙間になっているんではないかと思います。

自分が大人になって気付いたこと

それと大人になって改めて大切な事だったなと思うのは、自分自身も子供の時に絵本を読み聞かせてもらっていたはずなのに、絵本に触れていたはずなのに、何故かその記憶が大人になったら忘れてしまっていたという事です。

しかしながら、子供の時(もっと言えば園児とかも含まれるかもしれません)の読み聞かせがきっとひいては今の自分の言語能力とか、コミュニーケーションとか、感受性や感情を育む1つの要因になっているんじゃないかなと思います。

そういったことから、保育士さんという職業というのは本当に大切な仕事なのではないかと思うようになりました。注:勿論、世の中には他にも沢山の大切な職業があります。

しかしこと、今、保育士さんによる小さなお子様達への妥当で適切な(科学的な意味での)介入が、ここでは絵本の読み聞かせを含みますが、それが大人になった時に忘れてしまいはするけれども潜在的に人としての根本的かつ基本的な能力として根付いているということに繋がるのではないかと思うのです。そして少し飛躍しますが適切な介入が日本の生産人口や高齢者を大きく捉えて見たときに健康で文化的な生活を底上げしているのではないかと思うのです。

勿論、世の中には、保育士さんの仕事はそこまで影響力が無いのではないかと思う方もいらっしゃると思いますし、そういった意見を否定するつもりはありません。それは自由です。

しかし、そういった事を今後は是非エビデンスベースで国レベルで話し合って欲しいと切に思います。何故ならば多くの保育に関する日々の情報が論文どころか文字としても誰もが知っているような場所に科学的な意味での審査を通って掲示されているわけではないと思うからです。勿論今はグーグルスカラーをはじめとする多くの情報アクセス手段があります。しかし、まだ足りないですし、政策への反映や業務への評価、端的にいうならば保育士さんのお給料に対して合理的かつ納得感のある形で反映されていないと思うのです。(私は保育士の資格は所持していませんので感覚的なものです)

そういった事が、しっかりと、専門家の方々が科学的に検証してその結果を政策に移し、判断を現場へ下ろしていく、そして現場はその検証を元にお給料に還元していくというサイクルが出来れば良いのではないかと、(理想論と思われるかもしれませんが)私は思います。