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ドラマガ 2007/05 佐野康夫さん

 佐野康夫さんについて

 

2007年5月にてドラマガの表紙になりました。

 

佐野康夫さんの公式プロフィールはこちら

PROFILE

 

佐野康夫さんの過去の参加作品についてはこちら(時系列にて)

Romantic groovemaster[Discography 2018]

 

 

本当に素晴らしい経歴です。aiko坂本真綾でんぱ組.inc、ビッケブランカなどなど。ほかにも多くのミュージシャンのCDにクレジットされています。

 

 

 

 

 

 

今回はドラマガを読んだ感想などが多いかもです。

 

 

まず、佐野康夫さんは結構なベテランドラマーであることを述べておきましょう。

佐野康夫 - Wikipedia

 

ゆえに、佐野さんが若いころの状況を想像するに、今のようにitunesyoutubeがあったわけでもありませんし、レコードやCD、ラジオなんかが普通に生活の一部だった時代です。手探りの中で自分のドラムプレイを蓄積していった気がします。

 

自分の好きなドラマーのプレイを耳で聞いてコピー(俗にいう耳コピ)をして少しずつ学んでいったようなのです。

 

耳で聞きながら、佐野さんが感じたことを自分なりに吸収していく、そして今のプレイスタイルが意識せずとも自然に染みてきてできてきたのかなと思います。

 

プレイスタイルが今のようになった経緯として個人的に考えているのは、

なんというんでしょうか。今であれば動画とかでどういう動きなのか(ドラマー的にいうとフィルの手順とか)がすぐにわかるですが、音だけだとそうはいかないわけです。

 

試行錯誤していく中で、きっと、同じように聞こえるようにドラムを叩くことができるようになっていく。

 

それを積み重ねる中で、独自のバランス感覚もあって、今のプレイに落ち着いているのだと思います(常に新しいフレーズを探して叩いている気がしますが)。

 

それと佐野さんの考えを聞いたことある人は何となくイメージがつくかもしれませんが、佐野さんというのは本質に対する探究心というか、本質を見抜く力というのがすごいなと思うんです。

 

巷で言われている、「こうするものだ」、「これはみんなこうしてきた」というのに一度疑問を持って、その疑問に対して佐野さんなりの考えがあってそれが毎回我々に「なるほど」と思わせてくれるような結論を導いてくれるのです。(佐野康夫さんのイベントに行って本人のお話を聞かれたことがある方はとよくわかると思います)

 

それは一見、「元も子もないじゃん」とか、「いやぁ、そうなの?」「答えじゃないんじゃない?」とか思ってしまうんですが、それでも佐野さんにとってはそれが答えなんだ、と思わされてしまいます。

 

 

そういうところも含めて、私はとことん佐野康夫さんのプレイや価値観が好きなんだなと思います。