佐野康夫さんのドラムプレイと身体の動きの関係について
※今回はバリバリの個人の見解です。どちらかと言うと自分のプレイの分析になってしまってしまいました。ご了承ください。
佐野康夫さんの動画を見ていて、佐野康夫さんが叩く時に出来るだけ楽な動きをしているのではと思うようになりました。
だからこそのカッコいいドラムプレイに繋がるのではないのかなと考えています。
〈楽な動きとドラムプレイの関係に着目した理由〉
自身も出来るだけ佐野さんの様に動けるように研究していますが、動きが近くなればなるほど、楽に動けるようになってきた気がするのです。
具体的には、私自身も昔は手を動かすことに脳のリソースが割かれていました。でも今はあんまり意識しなくても叩けるようになってきたのです。
その分空いたリソースを他のこと、次は何を叩こうかなとか、周りの音を聞いたりに割けるようになった気がします。
特に、最初の動きを膝から動かして、手首を引き上げるようにした事が大きい気がします。
書籍によると、小さい子供というのは身体の中心に近い所から身体が(例えば肩や腕)動くようになり、段々と端の方(例えば手首や指)が意識的に動かせるようになるそうです。
と言うことは、より胴体に近い方が、膝の動きの方が動かし易いというのがあるのかもしれません。
また、もう一つの私の改善点で、手首を最初に打面側に折ってからショットする事で、楽に簡単に大きな音が出せるようになりました。
やはり強く打つ必要がある場面というのは時々出てくるのですが、楽に打てますので、意識しなくても大丈夫なので、脳のリソースをあまりさきません。
この二つを意識するだけでも佐野康夫さんの演奏を真似する時には楽に追っていけるのではないかなと少し思います。
いずれにせよ楽に動ける→他のことに脳のリソースを使える→佐野康夫さんのカッコいいドラムプレイにつながる
のではないかなと考えています。
最後までご覧頂き有難う御座いました!