好きな曲 aikoの「milk」Aメロについて
aikoさんの曲「milk」
良い曲だ。
佐野康夫さんのドラムがカッコ良い。
この記事はその一点に尽きると言っても過言ではない。
さて、この曲は個人的に、ドラムを叩く時には色々と難しい部分がある。
先に、あくまでも個人的な感想であることをご了承頂きたい。
まず、Aメロで出てくる、「ズッチータッチー、ズッチータッチー、ズッチータッチー、ドンドンタッチー」である。
まぁ、どんどんフレーズが変わるので、上のフレーズと同じフレーズはほとんど出てこないのだけども。
(そこも難しい)
まず意外と細かいスネアのゴーストノートが入っている。
これが時に、強拍となって、フィルの一部になっているようにも解釈できると思う。
0:48とかの1拍目裏のスネアがこれに当たるように感じる。
そしてバスドラのフレーズが結構異なるのである。
左足がハイハットのオープンとクローズで忙しいのだが、そこで4拍目の8部の裏でバスドラが入ると、重心が崩れそうになりがちになる。
「バスドラ表拍だけじゃないの!?」となる。
これがまたフレーズ豊かに聞こえる理由なのかもと思う。
例えばボーカルが入ったAメロ。0:34で先ほどのドチタチのフレーズが2小節かけて一度登場する。
次の2小節は(0:38から)では2小節目の4拍目の裏にバスドラが入るので早速フレーズが違うのである。
(少しコミカルに言うならば)
「佐野さんは前の小節と、すぐに違うことを叩き出すのである」
こういうパターンって、え!?と思う。最初の方は同じパターン叩いて8小節目でフィルイン入れるのが普通じゃないのか!?と。
こういう常識に囚われないというか、常に新しいフレーズになっていくドラムプレイ、これがまた佐野康夫さんの魅力、素晴らしい所、カッコいい所である。
取り敢えず長くなったので今回はここまでに。
読んで頂いて有難うございました!