佐野康夫さんのスネアについて
前回は佐野康夫さんのスティックについて書きました。
おすすめドラマー佐野康夫さんのシグネイチャーのスティック - life66drumの日記
今回はドラムの肝でもあるスネアドラムについてです。
佐野康夫 シグネチャースネア | CANOPUS DRUMS [カノウプス]
スネアドラムというものはドラマーには言わずもがなですね。
一応、Wikipediaの解説を載せておきますね。
ざっくりいうと、ドラマーが曲中に2拍4拍で叩いているやつです。
(もちろんそれ以外が沢山ありますが)。つまりエイトビートにおいては重要な楽器の1つです。
なのでスネアドラムは大切です。
沢山のドラマーが最初に購入するであろうドラムがスネアドラムです。
勿論、私などは最初にバスドラムのペダルの復刻版FP-720を買ったので、そう言う人もいます。
さてさて、それでは佐野康の夫さんが使用しているスネアドラムについて特徴などを記載していきたいと思います。
まずはこちらです。
2012年に佐野康夫さんが初めて出したシグネーチャースネアドラムです。
現在では生産が終了しています(胴の内側にシリアルナンバーがありますよ)。
特徴は何といっても(14"x6.5")というサイズです。
多くのドラマーが使用しているのは直径14インチで、スネアの深さとしては5インチがとても一般的です。
佐野康夫さんのよく使うスネアの(14×)6.5インチはいわゆる深胴(ふかどう)と言われる、一般的な5インチよりも高くて深い高さを持っています。
このことにより、より低い音程を主たる音域とするスネアであることがわかります。
佐野康夫さんの場合、スネアに限らず、ハイハットやクラッシュでもそうなのですが、大きめのサイズのものを使う傾向がある気がします。
そうすることでより低めの音域のドラムサンドにしているのではないか。
それがひいては高域での多楽器との音域がかぶってしまうことを避けているように考えられます。
因みに佐野康夫さんは絶対的な正解というものを嫌うきらいがあるので、上記は個人的な意見です。
そしてこのスネアもあくまでも発売当時の、発売した瞬間の佐野さんの選択したスネアサウンドという意味の様です。
SIG-1465-YS1という、いわゆるYS2があることをにおわせる、次のステップがあるかもしれない含みのあるスネアになります。
実際にその後に新たなメインと銘打ったスネアドラムを同カノープスさんから出しています。
佐野康夫さんの新たなメイン、NV60-M5スネア・ドラム! | CANOPUS DRUMS [カノウプス]
こちらは少々意外なことに5インチのスネアになっています。
確かに過去のドラムマガジンなどの記事を見ても佐野さんも5インチのスネアは所有しておりました。
ありっちゃありです。
さらに言えばこちらは過去の名作ドラムを復刻という意味もあるので、そこら辺がかかわってきているとは思います。
ぜひともリンクをご一読いただけると、色々と知ることができるのかなと思います。
見に行くとカノープスさんでは生産終了していますが未だにサンプルの音が聞けますので。
以上です。